町の特産品 あなんの味
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アマゴ
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アマゴは清流にのみ生息する川魚で、引きしまった身は絶品です。
阿南町では和合地区で養殖が行われており、山椒のきいた姿焼き、塩焼き、甘露煮、一夜干し、刺身などの料理が、山の珍味として喜ばれています。また、焼いたアマゴを出汁に使った味噌汁「アマゴ汁」は地元ならではの絶品料理です。
シイタケ
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山林の多い阿南町では、シイタケ栽培が盛んで、品質も良く、乾しシイタケの品評会で、毎年上位の成績を収めています。
肉厚のシイタケは、味もよく、煮物、いためものとさまざまな料理に欠かせないものですが、取り立ての生しいたけを塩水に浸し、炭火で焼いて食べるのが、山里のだいご味です。
小梅
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古くから自家用として各地で作られていた梅は、春になると香りのよい白い花をつけ、5月の収穫時にはたくさんの小梅をつけます。
品種「龍峡小梅」に統一して、各地で水田から梅へと梅園の増反を図っています。
阿南銘茶
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阿南町では長野県でも珍しいお茶の栽培が行われています。阿南第一中学校では、27年程前から校内に「一中茶園」を整備して全校生徒の手でお茶の栽培に取り組んでいます。
天竜川からたち込める露の中で育つお茶は、山間地のため日照時間が短い、気温の寒暖差が激しいなど、お茶に適した自然条件で育ち、その風味、まろやかで上品な味わいで、人気を博しています。
つるや饅頭
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現在4代目店主 村松成幸氏が創業以来の饅頭の味を守り続けている大正8年創業の『つるや菓子舗』。
『つるや』という店の由来は、創業者「村松かめ」さんが自分の名前から縁起ものの『鶴亀』にあやかり『つるや』とつけたもので、まさにつるや饅頭=長寿饅頭であり、知る人ぞ知る阿南の名産です。
創業以来作り続けている饅頭は、原料は北海道産の小豆で作ったこしあんと沖縄産の黒砂糖を使っています。
他にも人気のバター入りどら焼や、シフォンロールなど新しい味も店頭に並んでいます。
全国発送可(電話0260-24-2054 FAX0260-24-2654)。
五平餅(御幣餅)
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炊いたうるち米を串に握りつけて炭火で下焼きし、胡桃だれや山椒みそなどのたれをつけて炭火であぶっていただきます。
昔から新野・和合地区ではひだのついた独特の形で作っています。これは幣束を模したものといわれています。
富草・大下条地区では直径5センチほどの円形状を三つ串にさしたものもあります。
道の駅信州新野千石平で食べることができます。