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くらし・手続き
ポリファーマシーとは、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象をおこすことです。一般的には高齢になるほど持病が増え、病気の数だけ処方される薬も多くなります。特に高齢者では処方される薬が6つ以上になると、副作用を起こす人が増えることがわかっています。高齢者に起こりやすい副作用はふらつき・転倒・物忘れです。特に高齢になると転倒による骨折をきっかけに寝たきりになったり、寝たきりが認知症を発症する原因となる可能性があります。
生活習慣で予防できる病気は予防し、必要となる薬を減らしましょう。
正しく服用しなかったことで症状が悪化し、薬が増える可能性があります。
病気ごとに異なる医療機関を受診する場合は、薬が重複したり増えすぎないよう現在使っている薬を正しく伝えましょう。この時お薬手帳が役立ちますが、医療機関ごと別の手帳では意味がありません。全て1冊でみることができるようにしましょう。
日ごろの体調や変わったことなど診察時などにこまめに伝えましょう。薬の種類が多い場合や気になることがある時は、医師や薬剤師に相談しましょう。