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くらし・手続き
阿南町消防団では、1月5日(日)午前10時から、阿南文化会館において消防団出初式を挙行し、式典終了後の午前11時30分から、阿南町民会館から町民体育館前までの間をパレード行進し、町民体育館前にて、消防団イベントを行いました。
当日は晴天に恵まれ、イベント会場となった町民体育館前にはお子さま連れの地域の方々をはじめ多くの皆さんにお越しいただきました。
イベントでは、飯田広域消防本部より消防はしご車、阿南警察署よりパトカーを、手配いただき、乗車体験や撮影会、水消火器体験や、ご来場いただいた皆さんへの粗品配布も行いました。また、出初式の式典において、コロナやラッパ分団の解散により長らく行われていなかったラッパによる生吹奏が5年ぶりに行われ、イベント会場においても、地域の皆さんの前でラッパ吹奏を披露させていただきました。
12時に飯田広域消防本部の消防はしご車と団による一斉放水が行われ、集まった皆さんからの大きな拍手に包まれて、イベントは締めくくりとなりました、
当日お越しいただきましたご来賓の皆さま、阿南警察署、阿南消防署、地域の方々のご協力のもと、無事に行うことができ、改めて、関係者の皆さまに感謝申し上げます。
「阿南町消防団では今年度より分団統合と嘱託員制度の改正に取り組んでおります。分団統合においては、少数精鋭ではありますが、試行錯誤しながら最大限、力が発揮できよう進めてきました。嘱託員制度の改正においては、多くの方の協力を頂き、有事の際には経験や知識を活かし尽力して頂き、また本日もご協力を得ながら喇叭吹奏が行えるようになりました。
現在、阿南町消防団は正団員77名、嘱託団員70名、職場団員10名の総員157名の体制となっております。
地域社会において消防団が果たす役割は年々増しており、在り方など検討される場が多くなっております。私たちには、本業があり後ろには家族や大切な人がいます。そのような大切なものを守れるように、地域への感謝と恩返しの気持ちを忘れず、日々の訓練に取り組んでまいります。団員数は減少していますが、補えない部分を嘱託員の皆さん、そして地域の皆さんとともに防災意識を高め、火災予防の啓発はもちろんのこと、近年増加する風水害や地震といった大規模災害への備えも強化できるよう、進めてまいります。
本日は、式典後行うパレード・イベントを通じて、私たち団員が日頃の訓練の成果を発揮するとともに、「消防団の力」をご覧いただきたいと思います。また、この機会を通じて、防火や防災に対する意識がさらに高まり、消防団という仲間が活気にあふれた姿が、地域の安心・安全につながることを願っております。」